事業内容 | 東都金属印刷株式会社

製品をご紹介

私たちの作り出すスチール缶やブリキの商品は、長年にわたり生活に密着したものばかりです。プラスチックごみによる環境問題が取り上げられる中、資源量が豊富で、何度でも何にでも生まれかわる金属缶の価値はますます見直されています。
鉄ならではの質感を活かしてさまざまな美しいデザインを楽しめる、それが金属印刷の魅力です。

一般缶

菓子缶・海苔缶・茶缶・その他食品・モーターオイル缶・エアゾール缶・ケミカル缶・化学薬品缶・その他各種缶

食缶

飲料缶（ビール・コーラ等の蓋）・果実・野菜・魚肉などの缶詰缶

18L缶

ペール缶・5ガロン缶

CAP

アルミボトル缶・ドラム缶口金・マウンテンCAP・各種瓶のアルミ王冠

その他

各種目盛板・ファンシー雑貨・看板・乾電池・カレンダー用品他

生産工程をご案内

東都金属印刷では、写真や色などの再現性に優れ、品質が重視される印刷物を大量に印刷する場合に適しているオフセット印刷を採用しています。
確かな技術力によって、高い品質で繊細なデザインの製品にも機敏に対応できることが弊社の強みです。品質の維持・向上を目指し画像検査装置の導入や、各工程における的確な作業によって生産された完成度の高い製品をお届けします。

オフセット印刷について

オフセット印刷とは、刷版についたインキをブランケットと呼ばれる樹脂やゴム製の転写ローラーにいったん移し（OFF）そのブランケットを介して印刷板に転写（SET）されるといった、版と金属板が直接触れない印刷方式です。
一般的にフルカラーの印刷物は、4色のインキ（シアンC／マゼンダM／イエローY／ブラックK）の
それぞれの版を重ねて印刷、フルカラーを再現します。

塗装工程（下地）

印刷前の下処理を施します。インク剥がれ防止、透明感を出すためのサイジング、白さを際立たせるホワイトコーチングなど用途に合わせた塗装を行います。

製版工程

印刷をする為の刷版を作成します。PS板に製版フィルムを重ねて真空状態で密着させます。

絵柄を焼き付けその後自動現像機にかけ、刷版が完成します。オフセット印刷方式では、1色に対して1枚の刷版が必要です。

調肉工程

お客様のイメージ、デザインに最適な色を再現するため一色一色調合します。

印刷工程

【１】印刷機
写真や色などの再現性に優れ、大量な印刷においても安定した品質の維持が可能なオフセット印刷を採用しています。

【２】印刷
多色印刷の各工程で、印刷位置のズレ、色の状態、色抜け等印刷直後の出来栄えを、技術者による目視検査で行います。

【３】乾燥
印刷された製品は、150℃の温度で10分かけて乾燥させていきます。一度に約1000枚の乾燥が可能な大型乾燥機により、均一な仕上がりを可能にしています。

塗装工程（仕上げ）

コーティング前後の重さを計測することにより、均一な塗膜量を維持。ここでも測定器と技術者による検査を行うことで製品の品質を保っています

検査・検品工程

製品1つ1つを目視にて確認を徹底するため、１製品に対し2名体制で検品作業を行います。

画像検査装置を導入し、高感度デジタルカメラにより塗装・印刷の不備や製品のキズなど不適合品を検出します。

梱包・発送工程

検査・検品後、製品の品質を守るため、また輸送による影響がないよう、丁寧にしっかり梱包していきます。

保管中、湿気の影響を受けないよう、室温・湿度を管理し、大型換気扇で空気のよどみを作らない状態となっています。

弊社保有の輸送トラックにて、製品をお届けします。

品質管理について

常にお客様に満足していただける製品をお届けするため、東都金属印刷では徹底した製品の検査・検品を行っています。また、工場・倉庫の設備を整えることにより、安定した環境でより質の高い製品製作を日々追求しています。

検査・検品

各工程での検査や検品は、製品の品質維持・向上において欠かせないフローです。目視検査や自動画像検査装置を使用し、不良品の流出防止を図ると共に、ラインにフィードバックすることで再発防止に活用されます。さらに東都金属印刷では、若い人材を積極的に採用し、創業当初から積み上げた技術力の継承のため人材育成にも力を入れています。

設備

工場への虫や衣類への付着物の侵入防止には細心の注意を払い、作業員の工場への立ち入りの際は手動と風圧による衣類への付着物の除去が必須となります。さらに資材・製品の搬入・搬出の際は二重扉を設置したシートローラー上で行い衛生管理を徹底しています。また倉庫にはメッキやブリキのサビを防ぐため大型の循環扇設置により倉庫内の湿気のよどみを作らない様にしています。